ご挨拶
常任幹事長 挨拶
令和7年10月吉日
常任幹事長
山内 拓司(1部36期)
京都教育大学 KYOKYO HIL’S 同窓会の皆さまへ
京都教育大学 KYOKYO HIL’S 同窓会は、令和 8 年(2028 年)に創設 70 周年を迎えます。思い返せば、50 周年記念の折には「楷の木(学問の木)」と記念碑を母校に寄贈いたしました。あれから 20 年、新たな節目を迎えることができましたことに、深い喜びと感慨を覚えます。この長い歴史は、教育・福祉・家庭・地域社会の現場で力強く歩みを進めてこられた 卒業生お一人おひとりのご尽力の賜物です。また、時に温かく、時に厳しく、常に前向きに導いてくださった恩師の皆さまのご指導あってこそと、心より感謝申し上げます。先輩方、諸先生方の長年にわたるご支援とご協力に、改めて敬意を表するとともに厚く御礼申し上げます。京都教育大学において学科独自の同窓会組織を有しているのは、KYOKYO HIL’S同窓会だけです。これは本学科の伝統と結束の深さ、そして卒業生の皆さまの母校への深い想いのあらわれであり、私たちにとってかけがえのない宝物です。このたび新たに同窓会のホームページを開設いたしました。総会・懇親会や各事業のご案内、活動や会計の報告、会員相互の交流に役立つ情報などを随時発信してまいります。どうぞ身近な情報源としてご覧いただき、ご活用ください。近年は会員数の減少や会費納入率の低下といった課題もございます。今後も同窓会活動を安定的に継続していくため、会費制度や運営体制の見直しを進めております。皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げますとともに、率直なご意見やご提案をお寄せいただければ幸いです。竹内まりやさんの「いのちの歌」が伝えるように、私たち一人ひとりの命は奇跡の積み重ねであり、出会いや絆に支えられています。私にとっても心の支えとなっている歌であり、この思いを胸に、これからも皆さまと共に、同窓会の歩みを大切にしながら、未来の世代へつなげてまいりたいと考えております。微力ではございますが、本同窓会のさらなる発展に尽力してまいります。今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。皆さまのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
(dosokai.kyokyo-u.ac.jp)
へはこちら
第70回
同窓会学年幹事会長 挨拶
川村 美紀(1部52期)
会員の皆様には、日頃より同窓会活動にご理解とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。 このたび、同窓会会長を拝命いたしました川村美紀です。歴史ある同窓会の舵を取ることとなり、身の引き締まる思いでおります。 今年の総会に向けて、学年幹事を中心に準備を進めておりますが、それに合わせて、同窓会ホームページも久しぶりにリニューアルされることとなりました。新しいページでは、より見やすく、親しみやすいデザインを目指し、同窓会の活動や情報をより身近に感じていただけるよう工夫を凝らしております。 同窓会は、世代や立場を越えて、母校を共にした仲間が再びつながる貴重な場です。懐かしい再会、新たな交流、そして笑顔あふれるひとときを、今年も皆様と共有できることを心より楽しみにしております。 どうぞお誘い合わせのうえ、多くの皆様にご参加いただけますようお願い申し上げます。
常任幹事会名簿
部 期 | 名前 | 担当 |
---|---|---|
1-36 | 山内 拓司 | 常任幹事長 |
1-33 | 堀内 依子 | 副常任幹事長 |
1-38 | 石川 由香里 | 事 業 |
1-31 | 本田 和美 | |
1-31 | 森 みゆき | |
1-29 | 中村 昌子 | |
1-29 | 武田 さとみ | 会 計 |
1-30 | 河田 芳子 | |
1-29 | 葛上 由美子 | |
1-18 | 太田 むつ子 | 庶 務 |
1-38 | 北岡 知美 |
同窓会のあゆみと紹介
KYOKYO HIL’S 同窓会は、昭和32(1957)年8月京都学芸大学家政科同窓会として設立された。家政科同窓会の発足に向けて、家政科の先生方の強いご要望を受け、1部1期生を中心にご努力いただき、その卒業から3年後に産声をあげた。翌昭和33年8月に第1回総会が開催され、以来総会・講演会・懇親会を毎年8月に開催し、66年の歴史を持ち、今日に至っている。 50年の節目に当たる平成18(2006)年8月には、同窓会50周年記念誌「同窓会50年のあゆみ」が50周年記念誌作成委員会によって発刊された。京都教育大学家政科の歴史や同窓会発足前後のこと、同窓会事業、恩師や各期の思い出などが写真やイラストと共に掲載されている。大学の変遷と共に同窓会50年のあゆみを知ることができる貴重な冊子である。

また、50周年を記念して「楷」の木を大学に寄贈した。「楷」の木は「学問の木」と呼ばれ、学長から同窓会へ感謝のお言葉を頂いている。50周年記念誌によせての結びには、「記念樹が成長するように同窓会がさらに発展することを心から念願しています。」とある。楷の苗木が根づくまで、暑い夏には同窓の大先輩が水遣りなどのお世話をして下さったと聞く。毎年11月に楷の木に集い、落ち葉拾いなどを行ってきた。今では、夏に涼やかな日陰を、そして秋には紅葉を楽しませてくれる大きな木へと成長している。図書館前の道を挟んでグラウンド側に位置する。大学にお立ち寄りの際には、石碑と共にぜひご覧いただきたい。
さて、平成に入り家政科の改革がなされ、同窓会もこれに伴い、家政科関連専攻の卒業生を全て包括できるように、平成14(2002)年8月「KYOKYO HIL’S同窓会」と改称した。HILは家政科(Home economics)、情報生活(Information Life)の頭文字を表している。この名称は広く会員から募集し、総会に諮り決定した。平成18年8月に第50回同窓会総会並びに講演会・懇親会を開催し、以後も毎年8月に旧交を温め互いに研鑽を積んできた。しかし、毎年欠かさず夏に開くことができていた同窓会が、令和元年度(本同窓会年度2019年10月1日~2020年9月30日)は、コロナ禍にあり開催見送りを余儀なくされた。続く令和2年度も、まだ収束を見ず中止となった。令和4年度も同様である。
令和7年10月現在、会員数は約1500人。歴史ある同窓会のあゆみを止めることなく、新たな取り組みを模索してさらに進んでいきたい。ホームページ作成もその一つで、本学・家政科・同窓会の連携と協働の場になることを願う。

活動紹介(事業)
同窓会では、総会の他に、年に3回の事業を行っています。 同窓会の年度は、夏に開催する総会で締めくくるため、秋からのスタートになります。主には、同窓生で色々活動されている方や特技をお持ちの方を講師に招いて、「ものづくりを楽しむ会」をしています。場所は、大学の教室をお借りしています。現在は、編み物・布遊び・タイルクラフトの内容で活動しています。 コロナ禍のため活動ができない時期もありましたが、2023年の総会以降は、通常通りの活動をしています。コロナ禍の後は活動人数が十分にはもどっていません。是非ふるってご参加ください。活動をご紹介します。
1回目
11月10日(土)(2024年)
「楷の会」
- 開催内容:
- 楷の木の周りの清掃・お弁当タイム
- 開催時間:
- 午前11時~午後1時
- 持ち物:
- お弁当代
「編み物を楽しむ会」


- 開催内容:
- 『ペットボトルカバー』作り
- 開催時間:
- 午後1時半~4時
- 持ち物:
- かぎ針・糸切りばさみ・材料費
午前中は50周年記念に植えた楷の木の手入れです。大学が掃除をしてくださっていたので、大きく成長した、紅葉の美しい楷の木を見上げ、先輩から記念植樹当時の様子を教えていただきました。そのあとは、お弁当をおいしくいただきました。前年からやっと開催できた学園祭当日だったのでとても活気がありました。出店のコーヒーなどを元気な学生からいただいて、当時のことを思い出していました。 午後からは、夏にも冬にも役立つペットボトルホルダーを教えてもらいました。先生はいろいろな色の毛糸や、模様の絵も準備してくださいました。久しぶりにかぎ針を持つ人にも丁寧に教えてくださり、どんどん編み進めることができました。おしゃべりしながら、目の数を数えながら、みなさん和気あいあいと楽しんでいました。
2回目
3月18日(土)(2025年)
「タイルクラフトを楽しむ会」


- 開催内容:
- 『レトロタイルのミニトレー』作り
- 開催時間:
- 午後1時半~4時
- 持ち物:
- 汚れ避けようエプロン・材料費
シックでおしゃれなレトロタイルをはってミニトレーを作りました。先生が準備してくださった素敵なタイルを使って色や配置を考えます。最後は目地にコンクリートを詰めて本格的に仕上げました。どれも個性的で素敵な作品になりました。使うのがもったいないくらいでした。
3回目
5月11日(土)(2025年)
「布遊びを楽しむ会」


- 開催内容:
- 『ファスナーを使ったミニポーチ』作り
- 開催時間:
- 午後1時半~4時
- 持ち物:
- 針・糸・ものさし・糸切ばさみ・まち針・材料費
手縫いで作ることができるファスナーつきのポーチを教えてもらいました。素敵な布を何種類も準備してくださっていたので、布選びからとても盛り上がり楽しかったです。金色のファスナーもおしゃれでした。まずファスナーに外布を縫いつけ、裏返してまちを縫いました。次に中布をファスナーに縫いつけました。外布にキルト芯をつけてくださっていたのでふっくらとしたかわいい仕上がりになりました。
お申し込み
事業に参加されたい方は、総会時に申込用紙に年会費を添えて申し込んでください。 総会に出席されない場合は、事業案内に連絡先を記しておきますのでそちらで申し込んでください。申し込まれた方には年に3回往復ハガキまたはLINEでお知らせと出欠の確認をさせていただきます。3回すべて出席できなくてもどうぞ申し込んでください。事業の内容は、講師の先生が毎回大変工夫してくださっています。材料も準備してくださいます。材料費や準備物はその都度お知らせします。とても楽しく和気あいあいと、充実した時間を過ごしています。日常から離れて数時間ものづくりに集中するのもいいものです。毎回工夫を凝らした内容を教えていただいて、素敵な作品が仕上がるのもうれしいです。また久しぶりに同級生に会えるのも楽しみです。お一人でも、お誘いあわせでもどうぞご参加ください。
KYOKYO HIL’S
同窓会規約(旧 京都教育大学家政科・情報生活同窓会)
年月日 | 内容 |
---|---|
昭和41年8月 | 制定 |
昭和45年8月16日 | 改正 |
昭和55年8月17日 | 改正 |
昭和58年8月21日 | 改正 |
昭和60年8月18日 | 改正 |
平成13年8月11日 | 改正 |
平成16年8月8日 | 改正 |
平成18年8月6日 | 改正 |
平成28年7月31日 | 改正 |
平成30年4月1日 | 改正 |
令和元年7月27日 | 改正 |
(名 称)第1条
本会は KYOKYO HIL’S 同窓会(キョウキョウ ヒルズ ドウソウカイ)と称し,事務局を常任幹事会会計の所に置く。
(目 的)第2条
本会は会員相互の親睦を厚くし,互いに協力して本会の発展をはかることを目的とする。
(会 員)第3条
本会は京都教育大学家政科・情報生活・生活環境の卒業生及び大学院家政教育専修終了生をもって組織する。なお母校家政科の現教職員,ならびに旧教職員を特別会員とする。
(事 業)第4条
本会は第2条の目的を達成するために,次の事業を行う。
- 会員相互の親睦に関すること
- 会員相互の連絡,通信に関すること
- 会員名簿の刊行
- その他本会が必要と認めたこと
(幹事および役員)第5条
本会に次の幹事及び役員をおく。
- 幹事:学部―各卒業期ごとに1名 大学院1名 ただし80歳に達した学年で申出があれば幹事を免除することができる。
- 役員:会長1名,副会長2名,庶務1名,会計1名,会計監査2名 幹事会の互選により選出する。ただし,会計監査は幹事の他から委嘱する。 当番学年より2名,幹事とは別に幹事会に同席することができる。
- 常任幹事:10名 幹事会で推薦し,総会で承認する。
(役員の任務)第6条
- 会長はこの会を代表し,会務をつかさどる。
- 副会長は会長を補佐し,会長に事故等がある時はその任務を代行する。
- 庶務,会計はそれぞれ本会の庶務ならびに会計に関する事務を処理する。
- 会計監査は会計事項の監査をする。
- 常任幹事は,長期的な見通しをもって,同窓会の運営に補佐する。
(幹事の任期)第7条
- 幹事の任期は1年とし,再選を妨げない。
- 常任幹事の任期は4年とし,2年ごとに半数を交代する。再任を妨げない。
(会 議)第8条
本会の会議は,総会,幹事会及び常任幹事会とする。
第9条
総会は本会の最高機関とし,毎年1回定期的に開き,次の事項を行う。
- 事業計画,収支予算及び事業報告,収支決算の承認
- 規約変更の議決
- 役員の選出
- その他重要なる事項の議決
第10条
幹事会は必要のつど招集し,次の事項を行う。
- 総会の議案の立案及び議決事項の執行
- 事業計画及び事業報告
- その他本会の事業に関し必要と認めた事項
常任幹事会については内規として別に定める。
(会 費)第11条
本会の運営費は会費,寄付金等をもってこれにあてる。
- 本会議費の会費は、年間750円とし、4年分(3000円)をまとめて集計する。
- 入会費は1,000円とし,入会時に徴収する。
- 臨時費は必要に応じてそのつど徴収する。
(会計年度)第12条
本会の会計年度は、毎年10月1日より翌年9月30日までとする。
(改 正)第13条
本規約の制定,改廃は,総会において出席者の3分の2以上の賛成によって改定することができる。
附 則
附則 この規約は令和7年8月2日から施行する。
【常任幹事会内規】
1.常任幹事会の仕事
基本的には同窓会の中・長期的事項について検討する。
- 同窓会の会計に関する長期的見通しを立てる
- 会員の入・退会に関すること
- 同窓会の会費の検討,徴収方法に関すること
- 同窓会総会の講演に関すること
- 会員名簿の管理に関する事項
- 同窓会事業に関すること
- 会員の慶弔に関すること
- 教官の退職に関する事項
- その他重要なる事項の協議
2.常任幹事会の人数及び任期
- 常任幹事の人数は10名。別に大学との連携のために特別幹事1名をおく。
- できるだけ全学年を見通して選出する。
- 任期は4年とする。ただし2年ごとに半数交代する。
- 再選は妨げないが,なるべく多くの方々にしていただくよう配慮する。
- 常任幹事会には上記の他に同総会長(幹事会の代表)が出席し,常任幹事会の意向を幹事会に諮る。
- また,幹事会にも1~2名の常任幹事が出席し,常任幹事会の意見を反映する。